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附属PET・リニアック先端医療センターのホームページを開設しました

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岩手医科大学附属病院PET・リニアック先端医療センターのホームページを開設しました。


放射線治療科診療開始のお知らせ

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各医療機関 各位

岩手医科大学附属
PET・リニアック先端医療センター
センター長 中村隆二

放射線治療科診療開始のお知らせ

平素はPET・リニアック先端医療センターの運営に格別のご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、当院は、昨年12月の開院時より放射線診断科(PET-CT検査)のみ診療を開始しておりましたが、この度、リニアック治療装置の準備が整い5月9日放射線治療科の診療開始の運びとなりました。放射線治療ご希望の患者様をご紹介下さる際にはお電話でご予約をお取りいただきますようお願いします。

今後とも放射線診断及び放射線治療にご理解ご協力を賜りますよう宜しくお願いします。

予約電話  019-652-8223(直通)

PET検査とは

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PET検査は、低侵襲で全身の腫瘍を検知して、転移や再発、治療効果の判定などに非常に有用な検査です。放射性医薬品のFDG 「Fludeoxyglucose(18F)」を静脈注射した後、PET-CT検査を行います。FDGとは、2-フルオロ-2-デオキシグルコースの略 で、ガンマ線を放出する18F(フッ素)で標識したブドウ糖です。癌細胞は活発に増殖するためのエネルギー源として、ブドウ糖を大量に摂取します。 FDG-PETはこの機序を利用して、癌細胞に摂取されたFDGを画像化していく機能検査です。

PET検査の流れ

PET検査の流れ

PET‐CT検査費用

※1点=10円となっております。

初診料 270点
PET‐CT 8,625点
電子画像管理加算 70点
核医学診断 375点
合計 9,340点

注意事項

  • 完全予約制です。
  • 検査費用は自由診療で約11万円、保険診療で約3万円です。
  • PET検査前夜と当日の下剤の服用は避けて下さい。
  • FDG投与前4時間は絶食して下さい。
  • 絶食時の水分摂取は、糖分を含まないものにして下さい。
  • FDG検査前の運動は避けて下さい。

糖尿病の治療を受けている患者様

  • 絶食時間や治療薬の服用については事前に主治医と相談して下さい。
  • FDG投与前4時間以内のインスリン投与を避けて下さい。

PET検査のお申込み

医療機関の方

  1. 下記説明書をダウンロードし、患者さまにご説明下さい。
    その後、「PET-CT依頼書」をご記入ください。
  2. お電話にて検査日の仮予約をお願いします。
  3. ご記入いただいた「PET-CT依頼書」をファックスまたはご送付ください。
    これで検査の予約は完了になります。

本院からのお申込みについて

岩手医科大学附属病院からの申し込みは事前に電話にて検査日を予約の上、下記依頼書をダウンロードし、ファックスしてください。

岩手医科大学附属
PET・リニアック先端医療センター

〒020-0021 岩手県盛岡市中央通1丁目4番10号
019-651-5111 内線 4712
019-652-8271

センター長ごあいさつ

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ポジトロン断層法検査[PET]と直線加速器[リニアック]による最新鋭システム
岩手のあらたな放射線制がん連携拠点をめざして…。

PET・リニアック先端医療センター長 中村 隆二

PET・リニアック先端医療センター長
中村 隆二

平成22年12月に岩手医科大学の附属施設として開設された[PET・リニアック先端医療センター]は、名前が現すとおりポジトロン断層法検査(PET)と直線加速器(リニアック)による外照射放射線治療を実施する最新鋭システムが併置されています。

‘がん’は初回治療においてそのひろがりを正確に把握し手術・抗がん剤・放射線治療などから最適な治療戦略を組み立てることが大切です。また、手術以外の治療では縮小した‘がん’が残っているかどうかを判定して追加治療の必要性を計ります。さらに、‘がん’の再発が早期に発見されれば再治療によって救済される可能性が大きくなります。がん治療におけるこれら多くの局面において、がん検出能が高いPETは大きな威力を発揮します。

‘がん’とこれを取り囲む正常臓器の重なりをCT画像による仮想空間で検証・最適化する三次元放射線治療は、複雑に入りくんだ重なりを切り分ける強度変調放射線治療(IMRT)や、‘がん’のみに集光する定位照射へ進化して、被曝による後遺症のリスクを下げながら‘がん’に対する線量を増やすことが可能となり、治癒率の向上が見込まれています。仮想の照射計画を生身の体に誤差なく適合させるための精度保証は、これら高精度放射線治療において格段に厳しい基準が求められ、本センターでは医学物理士・放射線治療品質管理士などを加えた陣容で万全を計ります。

当施設は‘がん’の機能画像診断と高精度放射線治療に特化したセンターとして立ち上げられましたが、放射線診断・治療はあくまでも‘がん’診療の一部を担うもので、近隣の‘がん’と闘うすべての人々との密接な連携があってはじめて活用されます。今後ともご支援頂きますようお願い申し上げます。

放射線治療

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当施設では主に外来の患者様を対象に放射線治療を行っております。治療には主治医の先生からの予約が必要になります。予約日に主治医の先生からの紹 介状、資料等をご持参下さい。治療回数は疾患、状態によって様々ですが10回から35回程度のことが多くなっています(通常1日1回照射です)。治療費は 保険診療の場合は下記のようになります。

およその治療回数 保険点数 備考
定位照射 1~5回 63000点 一連での点数です。
乳腺(温存) 25~30回 1420点(外来加算含む) 1回の点数です。
その他再診料が加算されます。
治療計画時に治療管理料、専任加算、管理加算等が別途かかります。(一連で5000~7000点程度)
前立腺以外でも、画像誘導照射の場合、1回につき画像誘導加算300点が加算されます。
前立腺 25~35回 2200点(外来、画像誘導加算含む)
骨転移など 4~25回 940~1900点(外来加算含む)
強度変調照射(IMRT) 35~40回 3400点(外来、画像誘導加算含む)

※1点=10円となっております。

  • 定位照射の場合、保険適応疾患以外は自由診療(自費)になります。詳細はお問い合わせ下さい。
  • 当施設は主に外来の患者様を対象としております。入院が必要な患者様の場合、岩手医科大学附属病院で治療を受けていただく事になります。

リニアック
VARIAN社製
CLINAC iX

リニアック VARIAN社製 CLINAC iX(イメージ)

高エネルギーX線及び電子線という放射線を利用してがん等を治療する装置です。

治療計画用X線CT装置
GE Healthcare社製
Optima CT580W

治療計画用X線CT装置 GE Healthcare社製 Optima CT580W(イメージ)

放射線治療計画のためのX線CT装置です。

治療計画装置
VARIAN社製:ECLIPSE
BrainLAB社製:iPlan

治療計画装置 VARIAN社製:ECLIPSE BrainLAB社製:iPlan(イメージ)

放射線治療計画を作成します。

放射線治療の流れ

主治医の先生から予約を取得してもらい、来院日・時間を決める

予約日に紹介状、治療依頼状、画像等を持参して受診

診察、放射線治療について説明

  • 治療担当医が診察し、放射線治療について説明します。
  • 患者様には放射線治療、造影剤使用等の同意書に署名をいただきます。

治療計画用CT撮影

  • 必要に応じて、頭頚部の場合はシェルというお面を作ります。その他患部の固定のため様々な固定具を使用することがあります。
  • 造影剤を使用することがあります。
  • 治療計画に必要なマーキングを行います。
  • 皮膚インク等で体に線を引きますが、治療開始日まで消えないようご注意下さい。
  • 実際の治療開始日、時間をお知らせし、帰宅となります(ここまで2時間程度)。

治療計画、実際の治療

  • 実際の治療は受診日から翌日以降となります。
  • 治療回数は疾患、状態により10回~35回程度、1回の治療時間は10分~15分程度です。(治療時間とは治療室に入ってから、出てくるまでの時間です)
  • 治療初日及び途中治療計画が変更になる場合は治療部のマーキング、位置確認のため30分程度かかることもあります。

治療終了、主治医の先生に紹介状作成

  • 治療終了後、主治医の先生に経過観察を受けていただきます。当院においても経過観察をしていきます。

センター施設のご案内

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当センターは、ポジトロン断層法検査[PET]および直線加速器[リニアック]による最新鋭システムを完備。 さらに患者様が安心・快適に診断・治療が受けられるようストレッチャー対応の待機室や多目的トイレ等の各種施設も充実。 放射線制がん連携拠点として万全の体制を整えています。


診療科 放射線診断科、放射線治療科
診療時間 平日:午前8時30分〜午後5時
土曜日:午前8時30分〜午後0時30分(PET・CTは平日のみの実施となります)
休診日 日曜日、祝日、毎月第2・3・5土曜日 年末年始(12月30日〜1月3日)
ご予約・お問い合わせ 019-651-5111(内線4712)

Q&A

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ただ今作成中です。もうしばらくお待ちください。

交通アクセス

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ここから始まる、新たながん診断・治療の息吹。

PET・リニアック先端医療センターは、岩手医科大学本部、附属病院、歯科医療センター、循環器医療センターなどを擁する岩手医科大学の最先端医療エリア、盛岡市内丸地区に位置しています。新たな時代の、がん診断・治療がここから始まります。

アクセスマップ


サイトマップ

青森県立中央病院から来訪されました

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青森県立中央病院から、放射線技師2名、看護師2名が当センターの施設見学(PET)のため来訪しました。

センター隣に岩手医大新駐車場がオープンしました

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センターに隣接していた元 日赤乳児院跡地に岩手医大新駐車場(収容台数:69台)がオープンしました。

≪場 所≫
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NTT側(南側)からみた駐車場入り口

子宮頸癌術後照射にIMRTを開始

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子宮頸癌に対する術後照射では広い全骨盤照射が行われ腸管の被曝が大きく後遺症がたびたび起こりましたが、これを骨盤リンパ節のみに照射する強度変調放射線治療(IMRT)に替えた術後照射を開始しました。橙色部分は処方線量の90%があたる領域です。

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ニュースレター

回転照射による強度変調放射線治療(Rapid Arc)を開始しました

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当センターでは、前立腺癌に対する放射線治療を2011年5月より次元原体照射(上段)で開始しました。1年をかけて準備した後2012年4月より強度変調放射線治療(IMRT)を開始しました(中段)。固定7門・sliding window法によるIMRTでこれまで約70人の患者さんを治療してきましたが、平成28年3月より 回転型IMRT(Rapid Arc)を開始しました(下断)。これにより治療時間の大幅な短縮が得られ(20分→5分)患者さんの負担が軽減します。

Rapid Arc

ニュースレターを更新しました


JCOG1008の登録放射線治療をIMRTに変更しました

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日本臨床腫瘍グループ(JCOG)の臨床試験(JCOG1008)「局所進行頭頸部扁平上皮癌術後の再発ハイリスク患者に対する3-Weekly CDDPを同時併用する術後補助化学放射線療法とWeekly CDDPを同時併用する術後補助化学放射線療法に関する
ランダム化第Ⅱ/Ⅲ相試験」に以前より参加していましたが、この度術後放射線治療を「三次元照射法」から「強度変調放射線治療」へ変更登録しました。これにより唾液腺や脊髄の被曝を引き下げて放射線障害の発生を予防可能となります。

CRvsIMRT

前立腺癌骨転移に対する新しい放射線治療「ゾーフィゴ内用療法」が開始されました

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岩手医大では、平成29年2月よりゾーフィゴ治療が開始されました。本治療は骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌の患者さんに対して塩化ラジウム(223Ra)を投与する内照射療法です。これまで行われてきたストロンチウム(89Sr)治療と類似した外来放射線治療ですが、89Srのベータ線と異なり223Raではアルファ線で照射するため、生物学的効果が大きく、かつ飛程距離が短いため周囲の骨髄被曝量が少なく、「骨関連事象の予防や痛みの軽減のみならず全生存期間(OS)が延長する」、「骨髄抑制が少ない」などの画期的な特徴がありその有用性が期待されています。

詳しくはこちら(newsletter vol.5)

「子宮頸癌術後再発高リスクに対する強度変調放射線治療(IMRT)を用いた術後同時化学放射線療法の多施設共同非ランダム化検証的試験」(JCOG1402)参加施設に承認されました

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「子宮頸癌術後再発高リスクに対する強度変調放射線治療(IMRT)を用いた術後同時化学放射線療法の多施設共同非ランダム化検証的試験」(JCOG1402)参加施設として承認されました。

伊那中央病院(長野県)から来訪されました

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伊那中央病院(長野県)の放射線治療スタッフ(医師1名, 技師2名)が当院の脳定位照射システム見学のため来訪しました。

患者さんへのお知らせ

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